スーパーで、葉付き大根を見ることは、滅多にありません。
道の駅だと時々ありますよね。
何でだろう・・・
並べるのに、かさばるからでしょうか。
他にも陳列させたい商品があるから、葉っぱは切り落とされて販売されるのでしょうか。
葉が大根の栄養を吸い取るから、と言うのであれば、葉付きのカブとかも同じですし。
常々、残念なのですよ。
私は、大根の葉っぱが大好き。
捨てないで、売って欲しい!
大根葉の栄養価は高いのに、捨てられる不思議
栄養科の学生だった頃、献立作成をし、それを実際に3食分作る、という授業がありました。
もちろん、1日の必要栄養素を全て基準内にクリアしないと、献立作成から先には進めませんので、電卓を弾きながら頭を抱えたものです。
きっと、栄養科の学生さんなら分かってくれるだろう、栄養価計算する献立の生みの苦しみ(笑)
最後まで私を苦しめたのが、カルシウム。
チーズを使ったら塩分が上がり、牛乳はもう使った。小魚にする?とか。
もうね、こっちを使ったらあっちが基準値超えて、足りていた鉄分が減ったとか・・・食材1つ変更するだけで大変でした(泣)
手計算に目まいし、こっそりExcelを使っていましたが・・・
そんな時、自宅に大根葉があって「菜飯にしたら?」と思い、食品成分表を開くと、カルシウム問題解決!
しかも、ビタミンCや鉄分も上がってきて、何だかとっても良い感じに仕上がりました。
中々素晴らしい食材です。その上、大根葉は緑黄色野菜なので、βカロテンも豊富です。
当時、自宅にあったからか、スーパーにはあまり置いていない物とは思っておらず、献立に使用しましたが、時期と出会うタイミングが必要な食材です。
大根葉が手軽に手に入らないのは、悲しい。
新鮮な葉付き大根を見付けたら、ラッキーで即購入します。
むしろ、狙って買いに行く。
大根の葉っぱの栄養をさらに強化した、家族が喜ぶレシピ
私が、こんなに大根葉が好きなのは、苦労した献立作成の救世主だったからではありません。
単純に、菜飯が美味しかったから(^^)
どんなに栄養価が高くても、美味しく食べられなければ要らないですよね。
カルシウム豊富な大根葉に、ちりめんじゃこを加えて、旨味も栄養も強化します。
〈材料〉
・大根葉
・塩
・醤油
・ちりめんじゃこ
・ごま
大根葉だけをしっかり洗います。
茎の部分は約1㎝幅にカットし、葉の部分は適当な長さに調節してカット。
葉っぱは、これ位にしました。
ボウルに入れて、塩もみします(塩は適量。後で醤油を入れるので、少し控えめに)
かさが半分以下に減りました。
水分を絞ります。
ちりめんじゃこ、ゴマを大量に入れて、醤油を加えて味を整えます。
大根葉が多い時は、菜飯分だけよけて、後は保存袋にしっかり空気を抜いて入れ、冷凍保存します。
右が菜飯用、左が冷凍用で、保存袋には塩もみをして水分を絞っただけの大根葉が入っています。
炊きたて熱々のご飯に混ぜ合わせて、
ふりかけのように、ご飯に乗せて食べても良し。
我が家は、娘がふりかけは好きではないけど、炊き込みご飯は食べるので、混ぜ合わせるようにしています。
この菜飯は、おかわりしてくれますよ(^^)
シャキシャキした歯ごたえ、ちりめんじゃことゴマの風味、醤油の香る塩味もあり、家族みんな大好きです。
食べ過ぎ注意な、菜飯。
大根葉が無い時は、かぶの葉でも代用できます。
余れば、おにぎりにして冷凍庫へ。
朝ご飯に活用していますよ。
朝の忙しい時に、菜飯おにぎりをチンして、卵焼きとお味噌汁(あれば)で、栄養バランスの取れた朝ご飯になります。
らいすでした。
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