土用の丑の日だけじゃなく、時々食べたい鰻料理。
鰻専門店で食べると、お高いイメージの鰻料理ですが、お家で食べるとリーズナブル。
それでも、鰻の価格は高くて、頻繁に食べる料理というわけにはいかず・・・
国産鰻が特売になっていたので、目を輝かせてスーパーで買ってきました。
鰻を食べよう(^^)♪
家で作る鰻料理は、うな丼(うな重)orひつまぶし、どっち?
実家の時は、鰻料理と言えば、うな丼でした。
一人一枚ドドーンと、食べていたものでしたが、時代は流れ、価格は上昇し、結婚して食費を担当すると、「一人一枚、贅沢じゃない!?」てなもんで(汗)
結婚して、しばらくは実家方式のうな丼で食べていたのですが、もうここ数年以来ずっと、我が家の鰻料理は、ひつまぶしです。
うな丼派 → ひつまぶし派へ
調理の手間は、ほぼ同じですが、薬味とお出汁が加わるだけで、なぜか気分が上がります。
うな丼で食べると、基本ずっと同じ味ですが、ひつまぶしで食べると、数種類の薬味とのコラボで、色んな味が楽しめて、最後はお出汁で味わい尽くすことができます。
最初はそのままで、次に薬味を入れて、全種類入れてもいいし自分好みの薬味をチョイスしてもいいし、最後はお出汁をかけて。
一つで何パターンも美味しい、という。
これは、もう完全にお得感ですね!
美味しい鰻ですが、栄養価も高く、特にビタミンAとビタミンB1、ビタミンB2が魚介類の中でもトップクラスとなります。
緑黄色野菜に多いβカロテンは、体内で必要分だけビタミンAに変換されますが、鰻のビタミンAは変換が必要無くそのまま体内で活用されます。
抗がん作用、免疫力強化、全身の皮膚や粘膜、目の健康に働きます。
ビタミンB1は、糖をエネルギーに変換する作用があるので、疲労回復。ビタミンB2は、脂質をエネルギーの変換しダイエット中には特に摂りたいもの。
他にも、青魚に多いDHAやEPAも、さばより多く含んでいるので、脳の働きを良くして血液をサラサラにし、コレステロールや中性脂肪を下げてくれます。
ビタミンDや亜鉛、カルシウムも豊富で骨や歯を丈夫にしてくれ、味覚や免疫機能も正常にしてくれます。
鰻を食べると元気になる、と言われるのも納得の高栄養食品です。
足りないビタミンCと食物繊維を補充すると完璧ですね。
例えば、お吸い物にわかめときのこを入れ、デザートにキウイやいちごといった果物を添えると、補えます。
スーパーの鰻もふっくらやわらかく、お家でひつまぶしを味わう
お店で食べる鰻は、間違いなく美味しい。
中々、外食もままならない今の時期、自宅でゆっくりしながら美味しく味わいたいですよね。
鰻の身をふっくらとやわらかく仕上げたい。
食べた時のふわふわ感。
もう、これだけでも格段に違ってきます。
緑茶を入れて温めたり、レンチンせずにフライパンで蒸したり、色々試してみましたが、結局お酒が一番ふっくらしました。
お酒から始まり、回り回って最終はやっぱりお酒に落ち着きました。
・鰻にお酒を少したっぷりめにまんべんなく振りかけます。
・ふわっとラップをかけて、レンジで600W、約1分温めます。
これだけで、ふわふわになります。
決め手は、お酒を鰻全体にまんべんなくかけることと、電子レンジのワット数。
ワット数が高かったり、長く温め過ぎると硬くなるので、要注意です。
※外国産の鰻を使用する場合は、買ってきた鰻をサッと水洗いをして付いているタレを流すことで、時間と共に酸化した臭みを取ることができます。
しっかり水気を拭き取ってから、お酒を振って下さいね。
器にご飯を盛り付けたら、ご飯にもまんべんなくタレをかけ、鰻を乗せたら再度上から回しかけて、山椒をふる。
我が家には、一人ずつのお櫃は無いので丼鉢にしましたが、あればお櫃に盛り付けて、お茶碗も一緒に置いたりすると、外食気分が味わえそうです。
わさび、海苔、ネギ、大葉などの薬味 + お出汁を急須に入れて、一緒に出したら、絶品ひつまぶしに舌鼓を打ちましょう。
らいすでした。
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