材料4つ!蒸してもむだけ本格発酵調味料【自家製豆板醤】の作り方

梅雨に入る前後は、そら豆の季節ですね。

青梅の出回る季節と同じく、そら豆も1年の内、今だけしか野菜売り場には並びません。

そのまま食べても美味しいけど、今回はそら豆を使って自家製豆板醤を作ってみました!

そら豆と麹を合わせると豆板醤ができます。

作り方もすごく簡単。

そら豆を蒸して材料を全部入れて、もみもみするだけで作れてしまいますよ♪

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手作り豆板醤に必要な材料は4つだけ

豆板醤作りに必要な材料の1つ、まずはそら豆。

味噌は大豆の発酵調味料ですが、豆板醤はそら豆の発酵調味料になります。

実家の畑で育てている無農薬そら豆をもらってきました。

さやを開いてみると、大小大きさが色々でスーパーに売っているような粒揃いではないけど、これはこれで可愛い(^^)

無農薬そら豆

家庭菜園で採れる野菜は、不格好でも無農薬野菜なので安心です。

スーパーには中々無農薬野菜は売られていないですが、ネットで農家から直接購入できるサイトがあるので、こういったところを利用するのも良いかと思います→全国3,000軒を超える農家・漁師から新鮮食材をお取り寄せする

生産者と直接つながる。

これは今後大事になってくると思います。

豆板醤の材料は、そら豆、米麹、天然塩、粉唐辛子(韓国産)の4つだけ。

自家製豆板醤の材料

〈材料〉
・そら豆 100g(さや付きで10個位)
・米麹 15g
・天然塩 15g
・粉唐辛子(韓国産)10g

米麹は乾燥ではなく、生のものを使用しました。

塩は、ミネラルたっぷりの天然塩がおすすめ(^^)

味がマイルドで旨味も出て、ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、カリウムといったミネラルが豊富です。

日本人はマグネシウム不足といわれているので、普段料理で使う塩も精製塩でなく、天然塩にするだけでも変わってきますよ。

最後に、粉唐辛子。

唐辛子を入れることで辛味を出していきますが、この唐辛子はよく売れられている辛いものではなく、韓国産の甘味のある唐辛子を使って下さい。

韓国産唐辛子は、近くのお店には無かったので、私はネットで無農薬の粉唐辛子を購入しました。

参考までに、今回使った材料はこちらです。

粉唐辛子(韓国産)→韓国産 農薬不使用唐辛子 粉末 100g 送料無料
米麹→生米麹 無農薬 無肥料 1㎏
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天然塩→沖縄の塩 100%海水 粗塩
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自家製豆板醤の作り方

材料が揃ったら、おうちで簡単豆板醤作り(^^)

そら豆をさやから外します。

このさやから外した状態のそら豆を100g使います。

❶そら豆の黒い部分の反対側の皮に、包丁で切り込みを入れる。

一手間だけど、これをしておくと蒸した後で皮からツルッと豆が出てきて取りやすくなります。

そら豆に切り込み入れる

5分位蒸す。

蒸した後の蒸し汁は後で使うので、捨てずに置いておく。

電子レンジでも大丈夫です。

茹でても良いですが、そら豆に含まれるビタミンやミネラルは水溶性なので、たっぷりのお湯で茹でてしまうと茹で汁に栄養が溶け出てしまうので、茹でる場合はお湯は少なめが良いです。

そら豆のおすすめの調理法は、蒸す、さやごと焼く、茹で汁ごと食べるスープなどにする、ですね(^^)

そら豆を蒸す

蒸したら、ぷっくりしている方を押すと、さっき切り込みを入れた所からそら豆がツルッと飛び出てきます。

これを袋へ入れていきます。

そら豆を袋に入れる

❸袋の中で、手でもみもみそら豆を潰していく。

麺棒があればコロコロ転がしても早いですよ。

そら豆を潰す

❹後の材料を全て加える。

天然塩と唐辛子は先に混ぜ合わせておくと混ざりやすいです。

麹は、くっついているので、手でほぐしてパラパラにします。

自家製豆板醤作り

❺袋の中でさらにもみもみ。

少し硬そうであれば、さっきの蒸し汁を少量(小さじ1~3杯)加えて、なめらかになるように調整します。

茹で汁を加える

❻最後のもみもみ。

よく混ぜ合わせます。

自家製豆板醤作りで材料全部混ぜる

❼煮沸消毒をした清潔な瓶に、空気がなるべく入らないように詰める。

瓶に詰める

❽空気に触れないように、上からラップをする。

上からラップ

❾日光が当たらない冷暗所(常温)で半年寝かせます!

自家製豆板醤

これで辛味と旨味が抜群の自家製豆板醤の出来上がり♪

完成したら、冷蔵庫で保存して下さいね。

1年以内に食べきる塩分濃度(10.7%)で作っています。

豆板醤は、少しずつ料理に使っていくので最後まで美味しく保存しながら食べられる塩分濃度にする必要があります。

12%以上あれば安心ですが、10%~12%の塩分濃度で作ったら1年以内に使い切りましょう。

より分かりやすくなればと、動画撮りも始めました♪

見て頂けると飛び上がるほど嬉しいです(^^)↓↓↓↓↓

発酵調味料を色々作っています

1年間に使う自家製味噌作りを始めた頃から、麹を使った発酵調味料を色々作るようになりました。

自家製味噌の作り方の記事はこちら↓

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味噌作り、詰め終わり

今年の味噌は、キットを買わず全て自分で材料を調達し、塩分濃度計算をして作りました。

お味噌汁、魚の味噌煮、味噌だれ、など色々な料理に使っていますが、麹の甘味があってとても美味しいです(^^)

腸内環境も整える発酵調味料は、ほぼ毎日にように料理に使っていますよ。

特に、出汁を効かせた、だし塩麹、だし醤油麹、コンソメ玉ねぎ麹、中華麹といった調味料は、かなり無限大に使えるので、すごく重宝します。

何って、和・洋・中の出汁がもう出来上がっているので、これを入れるだけで美味しい料理になるんですよ。

時短にもなるし、一石何鳥にもなる優れもの!

まだまだ物価高騰は続きますし、何だか分からない添加物や遺伝子組み換え原料山盛りの調味料も多い中、材料があれば作れる安心の自家製調味料は、これから自分と家族の健康を守り節約の為の必須スキルになってきます。

意外と作るのが大変そうに思える豆板醤も、基本混ぜるだけなので、おうちで簡単に作れてしまう本格発酵調味料です。

中華料理や韓国料理の辛味や旨味を出す豆板醤。

余計な添加物も入らない安心の調味料作りを一緒にしてみませんか?(^^)

らいすでした。

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自家製豆板醤
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