切って混ぜるだけ!旬の新玉ねぎで『発酵玉ねぎ』|保存も腸活も叶う!簡単おかずアレンジ2品つき

春になると、うちの畑では新玉ねぎがわんさか収穫できるんですけど…

水分が多いから、あまり日持ちしないのが悩みどころ。

でも、せっかくの旬の味、ムダにしたくないですよね。

そんな時にぴったりなのが「発酵玉ねぎ」!

混ぜて置くだけで乳酸菌たっぷり、保存も効く、腸活にも嬉しい…いいこと尽くしの発酵保存食なんです。

切ってすぐ使える状態にしておけるので、普段の料理がとってもラクになりますよ♪

今回は、新玉ねぎで作る基本の発酵玉ねぎの作り方と、ツナ缶と合わせたディップ、トマトにのせるさっぱり小鉢など、簡単に楽しめるアレンジレシピも2品ご紹介します。

▼作り方や活用方法は、こちらの動画で詳しく紹介しています。

旬の新玉ねぎは今がまさに食べどき!

スーパーでもお手頃価格で手に入るし、今のうちにたっぷり作って、長く楽しんじゃいましょう♪

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食べて元気&キレイ!発酵玉ねぎの栄養とうれしい効果

新玉ねぎって、みずみずしくて甘みもあって、そのままでも美味しいですよね。

でも実は、発酵させることでさらにパワーアップするんです!

まず注目したいのが、発酵によって生まれる乳酸菌

この乳酸菌が腸内環境を整えてくれるおかげで、便秘改善はもちろん、免疫力アップや肌荒れ予防にもつながるんです。

いわゆる「腸活」にぴったりの食材なんですよ。

そして、もともと玉ねぎに含まれる食物繊維やオリゴ糖にも注目!

これらが乳酸菌と相乗効果を発揮して、善玉菌を増やし、腸内環境をより良い状態へ導いてくれます。

さらに、発酵の過程で玉ねぎの栄養素が分解・変化することで、吸収されやすい形になったり、抗酸化物質であるポリフェノール(ケルセチンなど)が活性化されるという研究報告も。

つまり、ただの玉ねぎよりも栄養価もパワーアップしてるということなんですね!

玉ねぎの健康パワーをもう少し深掘り!

玉ねぎに含まれる硫化アリルは、血液をサラサラにし、代謝アップや疲労回復をサポート。

発酵することでこの辛味がまろやかになり、より食べやすくなります。

そして、ケルセチンなどのポリフェノールには強い抗酸化作用があり、アンチエイジングや生活習慣病の予防、美肌にも◎!

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いわし缶レシピ

そして忘れてはいけないのが、保存性

発酵の力で傷みにくくなり、冷蔵で2週間ほど保存可能。

塩分は玉ねぎの重さの2%にして、乳酸菌が増えやすい環境にしています。

この2%というのが実は絶妙なラインなんです。

ちなみに、唐辛子を1本丸ごと入れているのもポイント!

カプサイシンには抗菌・防腐効果があり、発酵中のカビや腐敗菌の増殖を抑えてくれるんです。

辛味が出にくいように種を取って丸ごと入れてあるので、辛味も気にならず、お子さんでも安心して食べられます♪

発酵玉ねぎの作り方と簡単アレンジレシピ

基本の発酵玉ねぎの作り方

まずは、保存して便利・腸活にも嬉しい「発酵玉ねぎ」の基本レシピをご紹介します。

\詳しい工程は動画で紹介しています/
https://youtu.be/QdQ-F452bTo?si=WMAMlG00La6eO7wf

材料
・新玉ねぎ:1個(約250g)
・塩:小さじ1強(玉ねぎの重さの約2%)
・唐辛子:1本(種を除く)

保存期間冷蔵で約2週間

発酵玉ねぎ材料

❶玉ねぎを包丁で薄切りにし、保存袋に入れて塩を加えます。

❷空気を少し入れて袋をふり、全体に塩をなじませたら、空気を抜いて手で軽くもみます。

❸玉ねぎから水分がじわっと出てきたらOK。
唐辛子を1本加えます(切らずにそのまま入れるので辛くなりません)。

❹ 袋の空気をしっかり抜いて口を閉じ、バットなどに平らに置き、重し(500mlペットボトル4本分程度)を乗せて常温で2~6日置きます。
※常温は25℃前後が目安です。暖かい時期だと2~3日で発酵してきます。

❺小さな泡が出てきたら発酵が進んだサイン!
味見して好みの酸味になったら冷蔵庫へ。

玉ねぎの辛みがやわらぎ、ほんのり甘みが増して驚くほど食べやすくなります!

発酵玉ねぎ

【活用レシピ】発酵玉ねぎ×ツナの簡単ディップ

混ぜるだけで完成!
クラッカーやパンにのせるだけで、おしゃれなおつまみにも。

お子さんにも人気の味で、うちでは冷蔵庫に常備しておくとすぐになくなります(笑)

<作り方>
ツナ缶に発酵玉ねぎを好きなだけ入れて、マヨネーズとよく混ぜるだけ!
仕上げに黒こしょうをパラパラとしたら完成です(^^)

サンドイッチの具にも合いますし、ゆで卵を加えるとボリュームアップしたタルタル風にも。冷蔵庫にあるものでアレンジ自在な一品です♪

発酵玉ねぎアレンジ

【活用レシピ】発酵玉ねぎとトマトの冷やしおかか和え

切ってのせるだけなのに、見た目もキレイでさっぱり美味しい、夏にぴったりの副菜です。

<作り方>
トマトを1個輪切りにして皿に並べます。
発酵玉ねぎ(好きなだけ)、かつお節とポン酢を入れて和えたら、トマトの上にのせるだけ。

冷蔵庫で少し冷やしてから食べると、よりさっぱり&味がなじんで美味しいです!

【▶詳しくは動画へ!】
https://youtu.be/QdQ-F452bTo?si=WMAMlG00La6eO7wf

完成

【他にもアレンジいろいろ!】
冷奴にのせたり、炒め物やスープの仕上げに加えたり、ちょい足しで一気に風味がアップ。

作っておくと「あと一品どうしよう?」というときに本当に助かります!

動画にはあげてない簡単おまけアレンジレシピも1つご紹介♪

【活用レシピおまけ】発酵玉ねぎときゅうりのごまマヨ和え

<作り方>
きゅうり1本をスライス、発酵玉ねぎ(好きなだけ)とマヨネーズ、すりゴマを同量入れて混ぜるだけ!
醤油を少し加えても美味しいです(^^)

発酵玉ねぎアレンジ

これもめちゃめちゃ簡単なのに、美味しくておすすめです!

発酵玉ねぎは、美味しくて続けやすい“おうち腸活”の味方!

玉ねぎを切って塩をまぶして置いておくだけで完成する「発酵玉ねぎ」。

手軽なのに、腸内環境を整える乳酸菌や抗酸化作用が期待できる成分も摂れる、まさに一石二鳥の発酵常備菜です。

辛みがやわらいで甘みが引き立つから、サラダや和え物、炒め物など、いろんな料理に使えて、冷蔵庫にあるととにかく便利!

今回ご紹介したアレンジレシピのように、野菜と混ぜるだけでも立派な一品になります。

発酵食品を無理なく取り入れたい方、腸活を始めたい方、ぜひ一度お試しくださいね。

らいすでした。

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完成
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