冷蔵庫にこれがあると、ほんっとうに助かるんです!
ごはんにのせればそれだけで満足、豆腐にちょこんとのせれば立派なおつまみに、お肉に添えればごちそうに早変わり。
そんな「万能すぎるお助け常備菜」こそが【新生姜の佃煮】です。
実はこのレシピ、
「砂糖を使わず、自然な甘みだけで仕上げたい」
「辛すぎず、でも生姜らしい風味はちゃんとほしい」
というワガママを全部叶えた、ちょっと自慢のレシピなんです。
使うのは今が旬の新生姜。
やさしい辛みと爽やかな香りをそのまま活かして栄養まるごと!
だからこそ、“食べる生姜”として毎日でも飽きずに楽しめるんです。
動画では、詳しい作り方やアレンジレシピもたっぷりご紹介しています♪
それでは、新生姜の栄養やうれしい効能について、少し詳しくお話ししていきますね。
新生姜の栄養と、体にうれしい効能とは?
爽やかな風味と、ほんのりピリッとした辛みが特徴の新生姜。
ただの薬味じゃ、もったいないですよ!
実はこの辛み、ただの風味づけではなく、体にしっかり働きかけてくれる優秀成分なんです。
まず注目したいのが、ジンゲロール。
これは生の生姜に多く含まれ、血行促進や抗菌作用、免疫力のサポートなどが知られています。
風邪予防や冷え対策にもぴったりなんですね。
そして加熱によって変化する、ショウガオールにも注目。
こちらは体の深部をじんわり温めてくれるので、冷え性が気になる季節や、内臓の冷え、慢性的な疲れがある方にも特におすすめです。
今回の佃煮はじっくり火を通すことで、ジンゲロールがショウガオールに変化。
体を芯から温める“食べるおくすり”的存在なんです。
さらに生姜には、抗酸化作用のあるポリフェノールや、消化を助ける酵素類も含まれています。
疲れて食欲が出ない時でも、この佃煮の風味が胃を心地よく刺激して、自然とごはんが進んでしまうんですよね。
まさに、“食べるほどに調子が整ってくる”頼もしい常備菜!
・本みりんを煮切って使うことで、自然な甘みと「照り」と「コク」をプラス
・米酢を加えることで、味全体をさっぱりと引き締める
といった工夫で、調味料からも体にやさしく、全体のバランスが整ったレシピになっています。
「毎日少しずつでも生姜をとりたい」
そんな気持ちを、手軽に・美味しく・楽しくかなえてくれる一品です♪
新生姜のレシピいろいろ(^^)
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新生姜の佃煮(砂糖不使用)の作り方
では、ここからは気になるレシピをご紹介します♪
といっても、本当にシンプル。
刻んだ新生姜を、みりんや醤油などと一緒にコトコト煮るだけ。
ご家庭でもすぐに作れる、素材の旨味を引き出した優しい味の「食べる佃煮」です。
・新生姜:300g
・本みりん:150㎖
・醤油:50㎖
・酒:50㎖
・米酢:20㎖
・かつお節:2P
❶新生姜は枝分かれ部分を切り落とし、入り組んだ部分の土をよく洗い落とします。
皮はむかず、茶色い部分だけスプーンで優しくこそげ取っておくと、見た目もキレイに仕上がります。
❷食感を残すように、粗みじん切りにします。
※赤い先端は筋っぽいため、やや細かめに刻むのがポイント。
❸本みりんを鍋に入れて火にかけ、沸騰してきたら弱火~中火で3〜4分煮て、アルコールを飛ばします(=煮切り)。
全体が2/3くらいまで煮詰まればOK。
❹煮切ったみりんに、醤油・酒・米酢を加え、刻んだ新生姜を加えて中火で15分ほど煮ます。
時々混ぜながら、全体がしんなりして汁気が少し残る程度まで煮詰めます。
❺かつお節を加え火を止め、余熱でなじませます。
※煮詰めすぎず、少し汁気が残るタイミングで止めるのがコツ!
\粗熱が取れたら、清潔な保存容器へ/
冷蔵保存で約1週間ほど美味しくいただけます◎
(でも実際は、冷蔵庫にあるとどんどんなくなっちゃうんですよね…笑)
👉詳しい工程や生姜の刻み方、煮詰め具合の目安はYouTube動画で解説しています
▶︎動画はこちらから♪
アレンジいろいろ!ごはんが進む活用アイデア
ここからは、作った新生姜の佃煮を使った簡単アレンジをご紹介します。
どれも手軽で、ごはんがグンと進むものばかりです!
【炊きたてご飯にのせて】
まずはシンプルに。香りと旨みが引き立ちます。
【混ぜておにぎりに】
風味たっぷりの生姜おにぎりに!お弁当にも◎
【冷奴にのせて】
大葉やネギの上にのせると、さっぱり&風味のバランスが絶妙。
【レタス肉巻きのアクセントに】
ミンチ+塩こしょう+佃煮で包めば、ピリッと旨みが効いた一品に。
【豚肉と炒めて生姜焼き風に】
最後に佃煮を絡めるだけで、味がバシッと決まります!
どのアレンジも、のせる・混ぜる・巻く・炒めるだけの簡単調理。
素材の味を活かしたやさしい佃煮だからこそ、どんな料理にも馴染んで美味しさアップ。
旬の新生姜が手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね!
アレンジレシピの詳しくはこちら→https://youtu.be/HP4u5RJaesM?si=Vp0cpL-mP81lkivK
食べていると、ふわっと立ちのぼる生姜の香りと、じんわり広がるやさしい甘辛さに、つい箸が止まらなくなってしまうんです。
砂糖を使わず、みりんの自然な甘みだけで仕上げた佃煮は、身体にも心にもすっと馴染む味わい。
作りながらキッチンに広がる香りもまた、ごちそうのひとつだと感じました。
気付けば家族も、ごはんにのせたり豆腐にのせたり、こっそり冷蔵庫の前で立ち食いしていたり…。
作り置きのはずが、一晩で半分になるスピード感には、もはや笑うしかありません。
冷蔵庫に入れたはずなのに「…あれ、ない!?」なんて現象も、今や我が家の恒例行事(笑)
素材の力でここまで美味しいなんて、作った自分に拍手を送りたくなる“魔性の佃煮”。
旬の新生姜が手に入ったら、でぜひ一度お試しあれ!
らいすでした
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