生姜は年中手に入るけど、「新生姜」は初夏と秋、年2回だけの季節限定。
旬の時期限定の新生姜を使って、しっかり長期保存できて、アレンジも効く万能レシピをご紹介します!
お寿司の横にちょこんとある「ガリ」って、普段あまり食べないけど、たまに食べると「あ、これ好きかも…!」って思いませんか?
さっぱりしていて食欲もわくし、実は体にもうれしい効果がたっぷり詰まってるんです。
そんな新生姜を使った甘酢漬け、実は砂糖なしでも美味しく作れるって知ってましたか?
自然な甘みを引き出しつつ、保存性もしっかり確保◎
しかもこのレシピ、ただの箸休めにとどまらないのがスゴイところ。
漬け汁まで使えて、他のおかずやお弁当にも大活躍まちがいなし(^^)
まずは、できあがりの様子や作り方を動画でチェックしたい方はこちら👇
ここからは、新生姜の魅力についてじっくり語っていきますね〜!
新生姜に秘められた栄養と効能
新生姜はただ爽やかな香りとシャキッとした食感が魅力なだけじゃありません。
体にうれしいパワーを秘めた、まさに“食べる健康サポーター”なんです!
・ジンゲロールで免疫力アップ&抗酸化パワー
生の生姜に豊富に含まれる成分で、強い抗酸化作用・抗炎症作用があります。
免疫力アップや老化の原因にもなる活性酸素を除去してくれる働きも。
・ショウガオールで冷え改善&代謝アップ
加熱や乾燥によってジンゲロールが変化してできる成分。体の内から温めてくれるので、冷え性対策にピッタリ。
血行促進や代謝アップ効果もあり、ダイエット中の方にもおすすめ!
・辛味成分による消化促進&食欲増進
胃液の分泌を促し、消化を助けてくれるので、胃もたれしやすいときや食欲がないときの救世主。
・抗菌・防腐作用で夏場の食中毒予防にも◎
お寿司と一緒に「ガリ」が添えられる理由がこれでもあるんです。
口の中をさっぱりさせるだけでなく、食中毒対策にも◎
ここまでが代表的な効能ですが、実は他にも…
・疲労回復・デトックス作用
酢との組み合わせでクエン酸回路が活性化し、疲れをとってくれ、さらに発汗を促して、老廃物の排出(デトックス)もサポート!
・肌荒れ予防・アンチエイジング
抗酸化作用によって、肌の老化を防ぐ働きも期待できる、まさに“食べる美容ケア”♪
新生姜は箸休めどころか、体の中からキレイと元気をサポートしてくれる頼もしい存在。
まさに「旬を食べる=体がよろこぶ」を実感できる食材なんです!
旬の手仕事!ピリッと甘酸っぱい「新生姜の甘酢漬け」レシピ
ほんのりピンク色に染まった「新生姜の甘酢漬け」。
シャキッと爽やかな辛みと優しい甘みがクセになる味わいです。
冷蔵で長期保存もできるので、たくさん作って常備しておくとアレンジレシピも楽しめて、とっても便利ですよ。
・新生姜:200g
・米酢:100ml
・本みりん:50ml
・はちみつ:40ml
・塩:10g
❶新生姜は皮つきのまま流水で洗い、汚れた部分だけ包丁やスプーンでこそげ取る。赤い茎の部分をカットして取っておく。
❷スライスし、沸騰した湯で2〜3分ほど茹でる。
❸茹でたらザルにあげて、粗熱が取れたらキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取り、清潔な保存瓶に詰める。この時、取っておいた赤い茎の部分も一緒に入れると自然なピンク色に染まりやすくなる。
❹小鍋に本みりんを入れて中火にかけ、アルコール分を飛ばす。
❺塩・はちみつを入れて混ぜる。火を止め、米酢を加えてよく混ぜ、甘酢液を作る。
❻温かい甘酢液を大3ほど瓶に一度まわしかけて全体になじませ、その液は一旦捨てる。
❼残りの甘酢液を全て注ぎ、瓶の中の新生姜がしっかり浸かるようにする。
❽粗熱が取れたらふたをして冷蔵庫へ。翌日から食べごろ。清潔な箸を使って取り出してね。
動画で調理の流れをチェックしたい方はこちらからどうぞ👇
https://youtu.be/HzXppHbBOrQ?si=LbTcMuE0WUuF8iVv
アレンジ自在!おすすめ2品
漬けた新生姜はもちろん、甘酢液も最後までおいしく使えます。
アレンジ①【新生姜の甘酢漬けの豚肉巻き】
甘酸っぱい新生姜を豚バラで巻いて、さっと焼くだけ!
脂っこさをさっぱりと中和してくれて、ごはんが止まりません。
・豚うす切り肉:適量
・大葉:豚肉と同じ枚数分
・米粉:適量
・ごま油:適量
<作り方>
❶豚肉を広げて大葉をおき、千切りした甘酢漬けをのせてクルクルと巻き、米粉を軽くまぶす。
❷フライパンに軽くごま油をひき、焼き目を付けて火が通ったら完成。
アレンジ②【漬け汁活用!新玉ねぎとわかめの甘酢和え】
漬け汁の再利用にもおすすめ。
スライス玉ねぎ・わかめ・うす揚げ・ちりめんじゃこなどと和えるだけで、あと一品があっという間に完成!
👇アレンジレシピの詳しい作り方はこち
https://youtu.be/HzXppHbBOrQ?si=LbTcMuE0WUuF8iVv
どれも簡単なのに、手作りならではのやさしい味わい。
甘酢液が万能なので、おかずにもご飯ものにも応用できるのが嬉しいポイントです。
実はこのレシピ、もともと「新生姜の甘酢漬けはそのままだと子どもには辛くて食べづらい…でも、豚肉で巻いたり、酢の物に使えば一緒に楽しめるんじゃないか?」と思ったのがきっかけでした。
さらに、市販のガリや一般的なレシピには砂糖が使われていることが多く、我が家ではできるだけ自然な甘みにこだわりたくて、はちみつと本みりんで試作を重ねました。
当初は「はちみつだけ? みりんだけ?」と何度も迷いましたが、風味と保存性のバランスを考えて、両方を合わせることで納得のいく仕上がりに。
これが本当に正解で、口にした瞬間「あ、ガリだ!」と声が出るほど。
お寿司屋さんのような食感と風味なのに、砂糖なしでここまでできるとは…!
加熱することで辛味がやわらぎ、旨みが引き立つ豚肉巻きはお弁当にもぴったり。
酢の物やちらし寿司にすれば、甘酢の爽やかさが全体を引き締めてくれます。
多めに仕込んで、ちょっとずつ長く楽しめる保存食って、本当に頼りになりますよね(^^)
お寿司のお共だけでなく、おかずとしても大活躍の新生姜の甘酢漬け。
ぜひこの季節に作って、半年じっくり楽しんでみてくださいね♪
らいすでした。
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