唖然、呆然!草ボーボー過ぎる耕作放棄地の下は瓦礫の山。田舎に移住・古民家暮らし④

秋になると、田舎ではどこからともなく草刈り機の音が聞こえてきます。

夏から秋にかけて成長した草を刈り、冬支度へ。

そして、長年空き家だった我が家の農地は荒れ放題で、背丈ほどの草が生い茂る立派な耕作放棄地

草を刈れば良いだけかと思いきや、これがとんでもないことに!(汗)

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空き家の農地、耕作放棄地の現状

我が家は、地続きの農地が家の前に広がっていますが、これがものすごい荒れ農地になっていました・・・(汗)

購入の際に見に来た時は、前の家主さんが管理をされていて草刈りをしてくれていたので、農地見学は普通にできましたが、その後、購入までに月日が流れ、住む頃には・・・もうとんでもない!!

足を踏み入れる隙も無い位の草ボーボーぶりです(苦笑)

雑草パワーってすごいですねぇ

草ボーボー1

ススキのような草がパイナップルの頭みたく島のように点在し、その間を色とりどりの雑草が咲き誇る(笑)

家の最終見学後、交渉や手続き、購入に至るまでの4~5ヶ月放置されると、この有様です。

草ボーボー2

長年、耕作放棄地となりながらも定期的に草刈りをしてこれなので、農地を管理し維持するって大変なこと。

動物が住み着き、蛇の住処となっている、と住み始めてご近所さんから聞くことになりました。

ヤッバイ・・・!!(汗)

家の中も気になる所は多々あるものの、外も大至急取りかからねばなりません。

ですが、マンション暮らしをしていた私たちは、当然草刈り機なんてものは持っておりませんし、使い方すら知りません。

一から覚えていきながらやっていくしかない。

それでも移住をして耕作放棄地を何とかしようとする人がいると、少しずつ開墾されていくでしょうが、今後このような荒れ農地は増えていきます。

空き家問題もそうですが、耕作放棄地問題も高齢化と人口減少に伴い一気に激増していくのでしょう。

農家も減っていくでしょうし、刻一刻と田舎の農地の現状は厳しいです。

都会から、農地付き古民家を求めて移住してきた私たち。

覚悟を決めて、自然と共に生きていきたいです。

手に負えないものはプロに任せる

最初は、ボチボチ草刈りをしながらやっていけば良いかな?と思っていたのですが、面積が広く蛇や動物問題が表面化していたこともあって、空き家購入の際に仲介に入っていただいた地域の方にご相談しました。

地元のシルバー人材センターにこの荒れ放題の草刈りを依頼して下さり、これで一先ず安心と思った矢先、なんと荒れ放題過ぎと草の下に色んな瓦礫が埋もれているとのことでお断りされてしまったのです!

そこで今度は、空き家の不要品などを撤去した廃棄業者に依頼してもらい、草刈りと出てくる瓦礫の廃棄をお願いすることになりました。

まさか、そんなことになるとは思わず絶句でしたが、ボチボチ自分たちで草刈りをしてなくて良かったと思います。

農耕放棄地に重機

重機が入り、かなりの大事に。

これは・・・マジ無理だった。

背丈ほどの草も無くなり、刈られた草があちこち山積みになり、見通しもすっかり良くなりました。

これをド素人の自分たちでしていたら、どれだけの日数がかかっていたことでしょうか。

水周りのキッチンや給湯器などと同じように、自分たちの手に負えないものに関してはプロに任せるのが一番確実で早いです。

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キッチンリフォーム済

何でもかんでもお金を出して解決していく、というのも違うと思っていて、できる限り自分たちの手でやっていきたい。

色々な物を自分たちで直して作りあげる事ができるような、自給自足の生活に憧れもあります。

ですが、それは経験があったり、できる自信のある場合。

素人では危ないと判断したもの等を含め、その辺りを見極めて専門業者に依頼するのが賢明ですね。

たかが草刈りだろうと安易に考えていたけれど、今回のようにただの草刈りでは済まない、という事も耕作放棄地には有り得るということ。

私たちもまさか重機が登場するとは思っていませんでしたから。

長年空き家であった所の耕作放棄地は甘くみない方が良いです。

背丈ほどの草の下から出てきたもの

そして、荒れ放題だった草の下から顔を出したものは・・・瓦(割れ有り)、鉄の棒、木の板や棒、トタン、大きな石。

耕作放棄地の瓦礫

昔、ここは建物でもあったのか?って程の瓦がたくさん出てきました。

確かに、草刈り中これらの瓦礫に当たったら危ないですね。

断られた理由も一目瞭然、納得。

実は、これらの瓦礫よりも厄介な物が出てきたのですが、それはまた次回に・・・(汗)

ただ、今回のことも含めてですが、仲介を地元業者にしていて良かったとつくづく思いました。

当初の予定通り、草刈りを自分たちで挑戦し、無理だと判断した後に業者へ依頼しようとなった時、どこへお願いしたら良いか、そこでまた時間と労力がかかります。

地元の方に入って頂いたおかげでシルバーや廃棄業者への手配も、ここに頼めば安い、ここだと仕事の請負は全部してくれる、など地元ならではのツテや情報があり、とても助かりました。

もし空き家バンクで古民家を購入するのであれば、仲介業者は地元の業者を選ばれると良いですよ。

右も左も分からない新天地に住み、古民家と農地といったご近所との関係もある土地では、地元の方が間に入っていただけると色んな事がスムーズに進みます。

一から調べて業者に依頼するのも大変ですし、何よりご近所さんに一声掛けてくれるのも顔見知りの地元の方ならでは。

そこから初めましてのご近所さんとの会話も生まれ、色んな情報も教えていただけました。

また、重機が入る、トラックが来る、となるとそれなりの音も出るし道路も使います。

我が家の場合、トラックが来ると家の車をどこかによけておく必要あり、その駐車スペースも「○○さんの所へどうぞ」と事前に話しを通していて下さりました。

本当に、何から何まで。

感謝です。

仲介の仕事だけで売って終わりではない、地元の業者ならでは細やかな配慮があります。

家を買う時の仲介業者は、絶対地元の業者がオススメですよ。

荒れた耕作放棄地が開けてきて、ちょっとずつ畑になるまでのまずは小さな第一歩。

まだまだ畑への道は遠いですが、頑張ります!

らいすでした。

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草ボーボー2
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