「おっ、畑の奥から緑のポコポコしたのが出てきたわ~!」って思ったら、それはもう春の合図。
そう、ふきのとう!
ちょっと苦みがクセになる春の味覚です。
この間、お天気が良かったから畑に出たら、あっちにもこっちにもふきのとうが顔出してて、「これは採るしかない!」ってことで…
さっそく収穫して、ふき味噌と天ぷらへ!
今回は、そのふきのとうの栄養や体に良いこと、そして作ったお料理を紹介♪
蕗のとうの栄養とデトックス効果
ふきのとうって、春1番に芽吹く山菜で「春の使者」とも呼ばれますが。
実はただの山菜じゃないんですよ!
・苦味成分(アルカロイド・ポリフェノール)
→ 体の中をスッキリさせてくれる「デトックス効果」がある。特に冬の間にたまった老廃物を流してくれるから、春にピッタリ!
・ふき特有の成分(フキノール酸・フキノドリ・ペタシフェリン)
→ 体の炎症を抑えたり、アレルギー反応を和らげたり、消化を助けたりする成分が含まれている。まるで体を内側から元気にしてくれる「メンテナンス屋さん」みたい。
・カリウム
→ むくみをとってくれる働きがあるから、なんだか体が重い~って時に◎
・食物繊維
→ お腹の調子を整えてくれるし、腸からもスッキリ。
・ビタミンKや葉酸
→ 血液サラサラや、貧血予防にも。季節の変わり目、体を整えるのにちょうどいい栄養がギュッと詰まってる。
つまり…
春は冬の間に溜め込んだ老廃物を排出するデトックスに最適な時期。
肝臓の働きが活発になって、春の体の大掃除役が、ふきのとうなんですよ(^^)
ふき味噌とふきの天ぷら
移住してきて、2度目の春。
自生しているふきのとうを採って食べるのも2回目です。
去年は鹿に負けました(笑)
春一番の山菜、蕗のとう。これが芽を出すと春の訪れを感じさせます。苦味やえぐみがある為、これまであまり家では食す習慣が無かった食材でした。ここに移住してきた時、蕗の葉がたくさん出ていたのを見たお友達が「春になったら蕗のとうが食べら[…]
今年は、少し早めに芽吹きチェックをして、鹿さんよりお先にいただきます♪
全部は要らないので、残りは鹿へプレゼント(^^)
さてさて、今回はふきのとうをこんな感じで楽しみました♪
【ふき味噌】
細かく刻んだふきのとうを炒めて、味噌・甘酒・酒でじっくり煮詰めて…
もう、白ごはんが止まらんやつ(笑)
ご飯だけじゃなく、焼きおにぎりや豆腐に乗せても最高!
【ふきのとうの天ぷら】
天ぷらにすると、苦味が和らいで、米粉の衣がサクサク香ばしい春のごちそうに。
天然塩をちょこっとつけて、お酒のお供にもぴったり!
醤油麹を付けても美味しい(^^)
📺【醤油麹・だし醤油麹の作り方動画はこちら】
今回、収穫してて面白いのを発見したのですが。
ふきのとうって花のつぼみですよね。
ふきのとうが出た後、葉が茂り出しますが、ふきの葉ってどこから生えているか知ってました?
ふきの葉の赤ちゃんを発見!
私、初めてみました!!
つぼみのガクの部分が成長して大きな葉になるんですって。
てっきり地下茎から伸びてくるんだとばっかり思っていましたが、ここから伸びるんですね。
茎が伸びるのはもう少し先ですが、キャラブキにして食べたいなぁ(^^)
ふき味噌とふきの天ぷら、どっちもほろ苦で大人の味だけど、クセになりそうですね。
「春は苦味を食べよ」って昔から言うけど、本当に理にかなってる。
ふきのとう、苦いけど、この苦味が体を目覚めさせてくれるんだな〜って感じました。
ちょっとした庭や道端にも生えてくるし、道の駅やスーパーにも置いてたりするので、見つけたらぜひ試してみてください♪
ふき味噌、天ぷら、どっちも春を感じられて心も体もスッキリしますよ!
らいすでした
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