この冬は雪が積もったり寒い日が続いたので、身体を温めるお鍋をよく作っています。
暦上はもう立春。
春なんですねぇ
でも昔から2月は、あまり雪が降らない実家でも一度グッと冷えて吹雪になり、交通機関に影響が出て困る要注意月であったりします。
少し暖かくなってきた?と思ったら、”寒の戻り”があって段々暖かくなっていきます。
そんな寒暖差がある時期でもある、季節の変わり目は何かと体調を崩しやすくなるので、免疫力を高める食生活を心掛けていますよ。
我が家の鍋レパートリーの中でも絶対欠かせない “免疫力アップ鍋”
市販の鍋つゆは要りません。
中華麹を使って鍋つゆを作ります。
美味しくて、身体も温まりながら免疫力も上げてくれるお鍋は最高♪
免疫力を上げる為に入れる食材は、相乗効果を狙う
お鍋に入れる具材って、何となくいつもこんな感じかなぁといった具合で、好きなように入れていくことも多いと思います。
我が家の鍋は、大体いつも具沢山のモリモリ(笑)
この免疫力アップ鍋で使う具材は、多くないですが、それぞれに役割があってお互いの相乗効果で効果アップを狙っています。
食材がこちら↓
キャベツ、もやし、エリンギ、ニラ、にんにく、豚肉。
調味料に、中華麹と塩とバター。
それぞれの栄養と効果について少し。
〈キャベツ〉
アブラナ科の野菜には、イソチオシアネートという成分が含有しています。
これには、強い抗酸化作用があり、ガン予防、血栓予防、抗菌作用があります。
また、ビタミンU(別名:キャベジン)と呼ばれる成分は胃の粘膜の保護に、ビタミンCも豊富で抗酸化作用、ビタミンKは骨を丈夫にしてくれます。
葉よりもカルシウム、カリウム、マグネシウムが2倍多いキャベツの芯は、甘みもあるので、捨てずに食べるのがお勧めですよ。
スライスにすると火の通りも均一で早く、食べやすくなります。
〈ニラ〉
緑黄色野菜のニラには、酸化を防ぎ老化防止や抵抗力を強化して、免疫力を高めるβ-カロテンが豊富です。
ネギ類に多い、アリシンという強い抗酸化作用と殺菌作用が免疫力アップになります。
〈にんにく〉
強力な抗酸化作用に滋養強壮・疲労回復・がん予防・血栓予防と、スーパーフードの一つ。
ニラにも多い、アリシンがにんにくにも豊富に含まれていて、1990年にアメリカ国立がん研究所のデザイナーフーズ計画でガン予防効果が高い食品としてナンバー1になったのが、にんにくです。
そして、2位がキャベツ。
ワン・ツートップをお鍋にたっぷり入れて、免疫力強化していきます。
にんにくとニラのアリシンが、豚肉のビタミンB1の吸収を高めて、糖がエネルギーに変わることで元気モリモリになります。
我が家は、にんにく料理が多いです。
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〈エリンギ〉
鍋のきのこは、椎茸やえのきを使うことが多いですが、今回使っているエリンギ。
きのこの中でもこれが1番!というのはありませんが、バランス良く栄養が含まれているのでお勧めのきのこです。
ウイルスなどに抵抗する免疫力を上げたり、骨を強くするビタミンDが舞茸の次に多く、生の椎茸の4倍含まれています。
ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、後から入れるバターの油が吸収を高めてくれます。
血圧を調整するカリウムも、しめじの次に多く含まれていて、こちらは水溶性のミネラルなので、鍋の最後のシメに汁ごといただくと余すことなく摂取できますよ。
〈もやし〉
90%以上が水分ですが、ビタミンCはにんじんより多く、ビタミンB1はピーマンや玉ねぎと同じ位、葉酸もピーマンやにんじんの倍ほど多いです。
アミノ酸の一つであるアスパラギン酸は疲労回復効果があります。
もやしって安いしカサ増し野菜のイメージがありますが、意外と栄養があるんですよ。
〈豚肉〉
肉類の中でもビタミンB1を多く含有する豚肉は、糖質をエネルギー源に変え、疲労回復効果があります。
体づくりの基本のたんぱく質、免疫力を高め、成長に欠かせない亜鉛、貧血予防の鉄がたっぷり。
また、豚肉に含まれる鉄分や亜鉛も、キャベツやもやし、ニラのビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がります。
【中華麹レシピ】免疫力を高める、にんにく塩バター鍋
私は”免疫力アップ鍋“と命名していますが(笑)、お味はにんにく塩バターとなっています。
作り方なんて特に気にする必要はなく、自家製の中華麹と水で作った鍋つゆの中に、免疫力を上げてくれる具材を投入するだけ。
中華麹が無い場合は、鶏ガラスープの素など市販の中華だしの素で代用できますが、せっかくなら無添加の中華麹で作るのが、身体的におすすめです。
せっかく免疫力アップ鍋なので、体内で解毒が必要になる添加物をあまり身体に入れたくないかなぁと。
中華麹の作り方も基本混ぜて放置なので、誰でも簡単に作れますよ!
作り方はこちら↓
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麹調味料を色々作っていると、本当に和・洋・中の出汁の代わりになるので、つくづく便利だなぁと感じています。
そんな麹調味料の一つ、中華麹の活用レシピ。
【中華麹レシピ、にんにく塩バター鍋】
・豚肉 300g
・キャベツ 半玉
・もやし 1袋
・ニラ 1袋
・エリンギ 2~3本
・にんにく 4片
★中華麹 大4
★塩 小1
★水 800㎖
★バター 20g
(ブラックペッパー お好みで)
❶具材をカットします。
キャベツの葉はざく切りに、芯はスライスに。
ニラは5㎝幅にカット。
エリンギは食べやすい大きさ、にんにくはスライス。
❷鍋に水と中華麹を入れ、にんにくも入れて一混ぜし、火にかけふたをします。
❸一煮立ちしたら、豚肉を入れ、アクを取ります。
❹キャベツ、エリンギを加え、キャベツがしんなりするまで再度ふたをして加熱。
❺塩加減を見て、塩を入れます。
もやしを加え、ニラを上に置き、バターをのせる。
お好みでブラックペッパーをふりかけて、ふたをしてバターが溶けるのを待てば完成。
このままのお出汁で食べても良いし、味変にポン酢で食べても美味しいですよ。
お鍋のシメは、麺を入れてラーメンにしたり、雑炊にして汁に溶け出た栄養も摂りながら楽しんで下さい。
分かりやすい動画はこちらです↓
見ていただけるとすっごく嬉しいです!ご参考にどうぞ(^^)
ハズレ無しの味なので、リピート必須ですよ(^^)
身体の中から免疫力をしっかり上げてくれるお鍋で、美味しく健康に!
中華麹の活用レシピ、ぜひお試しあれ~。
らいすでした。
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