梅雨の中休みでしょうか。
晴れの日が続き、大阪も毎日暑いです。
こんな日は、さっぱりしたものが食べたくなります。
冷たくてさっぱりして美味しいお野菜。
飽きない味で、季節を問わず作りますが、夏がやっぱり多いですね。
旬のお野菜は、栄養もたっぷりあって美味しい(^^)
我が家の超定番、何度も食べたくなる「さっぱり蒸しなす」です。
調味料もたった2つだけ、小難しい作業は一切なしですよ。
調味料も材料も最小限でも美味しい、なすの一品料理は皮ごと食べるが鉄則
後もう一品欲しいなという時は、使う材料は少なく簡単にできる料理がいい。
調味料2つ
材料も2つ
しかも、”蒸しなす”なので、蒸している間は放置です。
ずぼら料理の大好物、簡単放ったらかし調理(笑)
なすを使う時”焼きなす”なんかは、皮をむいてしまいますが、皮ごと全部食べるのがおすすめですよ。
なすの栄養には、これといって際立った成分はなくて・・・
水分が90%以上、カリウムが多いので、高血圧予防やむくみ予防にはなりますね。
でも、
なすの皮の紫色には、色素成分ナスニンがあります!
これ、ポリフェノールの一種、アントシアニン系の色素で、強い抗酸化作用があるんですよ。
生活習慣病やガンなどの様々な病気を引き起こしたり、細胞の老化を促す悪い活性酸素を除去する力が強力。
だから、なすを食べる時はナスニンを失わないように食べることが大事です。
皮が固い、色目がきれいという理由で、皮をしま模様にむいてしまうのがありますが、あれを見るとただただもったいなくて(^_^;)
栄養価の少ないなすの精一杯の栄養ナスニンまでもが、はぎ取られる様を見てられない(笑)
ナスニンを失わない調理の工夫は、まず皮ごと食べることと、水溶性のナスニンを水にさらしすぎないようにすることですね。
アク抜きをする時は、切ってから水にさらすと、より多く流れ出ていってしまうので、短時間でサッと。
私は、なすのアク抜きを基本しません。
油で揚げるのはナスニンが溶け出にくい上に、なすと油ってすごく相性が良くて美味しいですよね。
でも、いかんせん油をものすごく吸うんですよ・・・
なす料理に油を入れると、すぐ油がなくなる現象。
あるあるですよね。
大体、野菜の素揚げでの吸油率は3~8%といわれていますが、なすは・・・なんと14%!
ヒ~ッ!!!
100gのなすに油が14g吸い込まれていく・・・
まるでスポンジのようだ。
なので、“ 揚げ浸し ” より “ 蒸しなす ” をよく作ります。
本当は揚げ浸しの方が好きなんだけど、頻繁にするには、ちょっと気が引けるので(^_^;)
後もう一品欲しい時の簡単さっぱりメニューレシピです↓
まだまだ梅雨明けはしないけど、夏の気配が少しずつ感じて、晴れると汗ばむ陽気になる日が増えてきました。娘も学校から帰ってくると、前髪がワカメのように貼り付いて汗だくの様子。ランドセル背負ってる背中、暑いんだろうなぁマスクも可[…]
超簡単なす料理「さっぱり蒸しなす」レシピ
〈材料〉
・なす・・・6本(長さ半分の縦カット)
・大葉・・・5枚(細切り)
☆めんつゆ・・・大4(水を大2で濃いめに薄める)
☆生姜チューブ・・・3~4㎝
※めんつゆは2倍濃縮タイプ使用
なすは、縦半分にカットし、長さも半分に。
下部分の大きい方は3等分、上の細い部分は2~3等分で食べやすい大きさにカットします。
↓
鍋に1~2㎝位の水を入れて、蒸し器を鍋の中へ、切ったなすを並べます。
中火~弱火で5~10分加熱。
一番上に置いているなすが柔らかくなっていたらOK!
使っている蒸し器はこちら→フリーサイズ万能蒸し器
↓
☆印の調味料を混ぜ合わせます。
めんつゆ大4を水大2で濃いめに希釈、生姜を加えて混ぜ合わせて、つゆ完成。
つゆの中に蒸したなすを入れて、味を馴染ませる(つゆに浸して冷蔵庫で30分~1時間ほど置くと味が中まで入ってきて美味しいですよ)
↓
器に入れて、細く切った大葉を飾ったら完成です。
よく冷やして召し上がれ(^^)
使っている蒸し器は、結婚当初からずーっと使い続けているものでして。
昔からあるコンパクトに収納できる蒸し器で、本当に便利です。
専用の鍋も要らないし、蒸し器の底に2㎝ほどの足が付いているので、その分までの水を鍋に入れて、蒸し器を広げれば鍋の深さ分までの具材を入れることができます。
手持ちの鍋で、少量からしっかり量まで蒸すことができて、フリーサイズで使えるので1つあると重宝します。
ステンレス製で、14年近く使っていますが全然壊れない丈夫さも好きですね(^^)
詳しくは→フリーサイズ万能蒸し器
“蒸しなす”を作って食べるまでに時間がない時は、冷蔵庫で寝かせられないので、上からジャーとつゆをかけて、浸っている所のなすから食べていますよ。
でも、生温いより、よく冷えた方が美味しいので、なるべく冷蔵庫で味を馴染ませる時間は欲しいかな(^^)
なすの水分があるので、つゆは濃いめの方が美味しいです。
らいすでした。
参考資料:吸油率|書籍 調理のためのベーシックデータ 女子栄養大学出版部
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