ほうれん草がたくさん収穫できて嬉しい反面、一気にはさすがに食べるのが大変。
いつもなら冷凍保存にしてしまうのですが、冷凍庫も何かといっぱい。
すぐに食べる用の冷蔵庫、ちょっと長持ちさせる中期保存に冷凍庫、ここまでは今までしてきたことですが。
ここに、常温で長期保存が可能な水分を除いて乾燥させる、乾燥野菜をプラスし、保存形態を増やしました。
災害時は停電の可能性も高く、冷蔵庫ばかりアテにできません。
常温・長期保存できる“乾燥させる”という方法は、特別な器具も特に必要なく、干せば良いだけなのでラクに作れますよ。
旬の野菜を天日干しにして、栄養も保存性もupさせる
冷蔵庫のような便利家電もない昔、収穫がない時に備えて食品を長く保存する為に、太陽の光を活用した天日干しをしてきました。
身近なところでは、干し椎茸や切り干し大根といったもの。
塩をまぶして天日干しを行い保存性を上げる、魚の干物や梅干しなどもありますよね。
天日干しの良い所は、
2. 水分が抜けることで栄養が凝縮される。
3. 紫外線を当てることでミネラル成分が豊富に増える。
普通の椎茸を食べるより、干し椎茸の方がビタミンDが豊富だというのは、聞いたことがあると思います。
他にも、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、ビタミンB群、ナイアシンと軒並み栄養成分が上がります。
しかも、お日様に当てるだけでできるので、とっても手軽でお金もかからず経済的です。
栄養価が増え、経済的で、常温の長期保存ができる。
これ、すっごく魅力的!(^^)
と、いうことで、先日の大量ほうれん草。
せっせと料理にしましたが、まだまだ余っていたので、干しほうれん草を作ってみることにしました。
スーパーでは食べたい時に、食べたい量だけ買ってこれるけど、いざ畑で作っていると、旬の野菜の収穫って一気にやってきます。新鮮野菜は新鮮な内に食べたい。当然なんだけど。これ、毎日同じ野菜が食卓にあがることになるんですよね(^_[…]
週間天気予報を確認して、晴れた日が数日続く時に始めるとよく乾いてくれます。
今の時期、私は花粉症なので洗濯物を部屋干ししているのですが、急な天候の変化やせっかく干しているのに雨模様になってきた時には、洗濯物と一緒に乾燥させていますよ。
乾燥ほうれん草の作り方
乾燥ほうれん草作りは、至って簡単です。
切って干すだけ。
後は太陽にお任せです(^^)
【干しほうれん草】
家庭菜園のほうれん草なので2株位でこの量ですが、スーパーのだと大体1袋程度かな。
洗って用意します。
5㎝位のざく切り
干しかごの中に重ならないように入れて天日干しへ。
このタイプの干しかごは、虫も入らず、風が吹いても食材が飛んでいかず、ファスナーで出し入れがしやすくて使いやすいですよ。
私が使っているものは、キャンプの時に食器乾燥させる用に買ったもので小さめ3段タイプなのですが、少し大きめサイズの方が沢山干せて使い勝手が良さそうです。
人気の欲しかごはこちら→万能干しかご3段
Amazonは少し小さめサイズですが、こちらが人気です→Amazonはこちら
天日干し2日後がこちら
葉の部分はカリカリしていますが、茎の部分がまだしっとりしているのがあるので、もう2日天日干し。
4日間の天日干し後、干しほうれん草が完成しました。
チャック袋付きの保存袋の中に、シリカゲルを入れて密封しています。
シリカゲルは100均でも買えますよ。
少しだけなら100均で十分ですが、ある程度作るならネットでまとめて購入するのも良いです。
これから乾燥野菜を沢山作って野菜の保存食を作っていこうと思っているので、シリカゲルと脱酸素剤も購入しておきました。
購入したのは、こちらです。
シリカゲル→食品用乾燥剤シリカゲル 5g×100個 国内製造品
乾燥して縮んだほうれん草からは、ほうれん草の香りがふんわりしています。
旬の野菜は栄養価も高く、スーパーでも安く手に入るので、干し野菜作りで長期保存食作りをしていこうと思っています。
使い方は、味噌汁の具やスープやうどんの具、汁もの系に使うと使いやすいですね。
後は、乾燥ほうれん草なので、ミルサーなどで粉末にして、団子にしてもいいし、マッシュポテトに混ぜてほうれん草ニョッキにしたり、ほうれん草ポタージュにしても美味しそうです。
何にしたら美味しいかなっと考えるのもワクワクしていますよ。
らいすでした。
参考資料:きのこ類/しいたけ/乾しいたけ/乾|食品成分データベース
きのこ類/しいたけ/生しいたけ/菌床栽培/生|食品成分データベース
野菜類/(だいこん類)/切干しだいこん/乾|食品成分データベース
野菜類/(だいこん類)/だいこん/根/皮なし/生|食品成分データベース
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