古民家リフォームは自治体の助成制度を活用。田舎に移住・古民家暮らし③

田舎暮らしを始めようと、空き家バンクで古民家を購入し、大阪の自宅と古民家を行ったり来たりしながら大掃除をしてきました。

住めるまでキレイにして、やっと引越し。

家の中は掃除のみで、後は住みながらリフォームやDIYで整えていく予定です。

古民家のリフォームは、全て自分でDIYするのであれば資材費だけで良いですが、プロに任せるのであれば結構かかります。

自分たちではできないのをプロに任せる場合、自治体によって額は変わりますが、改修費用の助成制度というのがあり、これは絶対活用すべきですよ!

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引越し後、住みながらリフォームをする

キッチンと給湯器は自分たちで直すのは無理と判断し、自治体の助成制度を活用して改修することにしました。

もうすぐ寒くなるので給湯器は必須ですし、給湯器は1年位使っていないと使えなくなることが多いそうで、突然壊れても困るので交換してもらうことに。

キッチンもガスを引くのと食洗機が欲しかったので、システムキッチンを入れ替えてもらいました。

1週間弱キッチンの改修工事にかかることもあり、終わってから引越ししようかとも思ったのですが、子どもの学校行事などもあり前倒しで引越しすることに。

それぞれの部屋に置かれた山積みの段ボールを片付け、

引越し

キッチンも食器棚が入り、仕舞えるものは段ボールから食器棚へ。

引越しキッチン

やっぱり、住みながらのキッチンリフォームはちょっと厳しかったです。

流し台やコンロ下などにキッチン収納していたものは、食卓などに広げながらになりますし、大した料理はできないし、使った食器も洗うのは外。

夕食後は外も暗くなってきて、ランタンを灯して蚊と格闘しながらの皿洗い。

最後の方は、ギブしてレトルトやお惣菜を買ったり、食べに行ったり。

我が家の古民家リフォームは、大々的なものではなくプチリフォームでしたが、キッチンが使えないのは思った以上の不便さでした。

キッチンや給湯器の他にも直しが必要な所は、洗面所、お風呂の蛇口とシャワー、トイレの手洗い場の水漏れ配管、穴あきの雨樋修理、倉庫の壊れた扉など、まだまだ沢山・・・

細かい所をあげるとキリがないですが、キッチンリフォームよりは生活に支障をきたす期間が少ないので、全て住みながら直していきます。

古民家のキッチンリフォーム

購入した古民家のキッチンは、土間などではなく普通のキッチンでしたが、IHが入っていたのでガスへ交換しました。

IHは掃除が楽で火を使わないから安全だと言われていますが、コンロまで電気にしてしまうことには防災の観点からずっと疑問でした。

家庭内エネルギーは分散させておかないと、何かあった時、1つだけに依存していたら危険。

一時期、オール電化は安いと言われ激押しされていましたが、エネルギー費の高騰でオール電化にした家庭は、すごい電気代になったとも聞きますし。

それと、個人的に心配しているのが電磁波です。

キッチンは何かと電化製品を使う所です。

我が家では電磁波対策はしているものの電子レンジも使っていますし、これ以上電磁波が発生する調理器機は増やしたくない、というのも理由の一つでした。

それに、何やかんや言っても直火で作る料理って美味しいですよ(^^)

田舎は安い都市ガスなんてものはないので、我が家はプロパンガスになります。

今後、ガス代・電気代・灯油代の推移を見ていこうと思います。

エネルギー費は上がることはあっても、下がることは無い状況ですものね。

元々のキッチンがキレイに取っ払われて、板が剥き出し状態。

キッチンリフォーム

新しいシステムキッチンが入って、完成!

キッチンリフォーム済

明るめの木目調にしたので、キッチンが少し明るく感じます。

さすがプロ。

キッチンリフォームは自分たちでDIYできません。

不便ではありましたが、これで全て収納してスッキリ片付けることができるかと思うとホッと一息。

かまどのある台所も魅力的ですが、使い慣れていない為やっぱり現代のキッチンが使いやすいです。

出窓の部分も錆びなどもあって汚くなっていたので、ここは自分たちで溶剤を買ってきてピカピカに磨きました。

キッチン出窓汚れ

キッチン出窓ピカピカ

毎日使うキッチンがキレイだと、ちょっとテンションが上がります(^^)

自治体の助成制度を上手く活用しよう

我が家のキッチンと給湯器は、自治体の助成制度で改修しましたが、この改修費用の助成制度は、絶対活用すべきですよ。

自治体によって、実際に使った改修費用の半額(上限あり)が出る場合や、住む地区によっては全額(上限あり)出る場合もあります。

助成金額も自治体によってまちまち。

ただ、予算の関係があるので、自治体によっては早めに限度額に達するとその年の助成金は終了となってしまいますので、活用するなら手配はすぐにした方が安心です。

「今年度はもう無くなりました」って言われると悲しいですし。

古民家の改修費は、最低限直さないと住めないものから、住めなくはないけど快適さを求めると、どこまでやるかによってかなり大きく金額がかわってきます。

床や天井は大丈夫か、トイレやお風呂は使える状態か等々、一般の中古物件とは比較にならない改修箇所があるのが空き家バンクの古民家です。

空き家バンクでは現状引き渡しが原則で改修費は購入者持ちになる為、その分安く購入できますが全リノベーションするとなるとビックリ価格になりますよね。

資金に余裕のある方は問題ないですが、私は少しでも出費は抑えておきたいので、リフォーム箇所はしぼり、尚且つ自治体の助成制度を活用させていただきました。

本当、ものすごく助かりましたよ。

活用できるものは活用し、自分たちでできるものは自分たちの手で頑張って直しながら、少しずつ快適な住空間にしていこうと思っています。

らいすでした。

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キッチンリフォーム済
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