カレーって不思議ですよね。
スパイスからこだわった本格派もいいけれど、家族が「食べたい!」と思うのはやっぱり、あの慣れ親しんだ“おうちカレー”。
でも市販のカレールーは、小麦粉と油が全体の7~8割。
美味しいけれど「胸やけする」「皿がギトギト」と感じたことはありませんか?
私の父も、カレーを食べるたびに胸やけしていました。
そこで考えたのが、小麦粉も植物油も使わず、市販ルーのようなコクと旨味を出す【米粉カレー】。
グルテンフリーで軽やか、食後もスッキリ。
しかも味はしっかり“あのカレーライス”。
実際これを作るようになってから、市販のルーは買わなくなりましたよ(^^)
では、「米粉カレー」の栄養のことや作り方の魅力をお伝えしていきます!
油っぽさゼロで、実は“腸活カレー”⁉
市販のカレールーは、小麦粉と油でとろみとコクを出しています。
ですが、米粉を使うと自然なとろみが出ますし、固形にして固める必要もないから、油をほとんど加えなくてもお肉からの脂で充分。
お皿もギトギトしにくく、洗い物もスッキリ!
胃もたれや胸焼けの心配もほぼありません。
さらに、今回のレシピでは味噌や麹などの発酵調味料をプラス。
これが腸内環境を整えて、栄養の消化吸収をサポートしてくれます。
腸が元気になると、免疫力アップやお肌の調子にもつながりますよ。
しかもグルテンフリーだから、アレルギーの方や健康の為に小麦粉を止めている方にもぴったり。
家族みんなで安心して楽しめるのが嬉しいところです。
「健康カレー」と聞くと味気なさそうに思うかもしれませんが、実際は市販のルーに負けないコクと旨味。
食べた瞬間、「あれ?これルー使ってないの!?」と驚かれるはずです。
麹調味料をもっと活用した方には「カレー麹」もオススメ
→カレー麹の作り方動画はこちら
カレー麹で作ったカレーライスはこちら
→カレー麹でおうちカレーの作り方動画はこちら
市販のルー卒業!ヘルシーなのにコク旨【米粉カレー】レシピ
油っぽさもなく、しっかりとしたコクと旨味。
野菜もお肉もたっぷりで、腸活&グルテンフリーなカレーライスに仕上がります。
【ルー】
・米粉:大5
・カレー粉:大2
・コンソメ麹:大2(無ければ顆粒コンソメ:大1)
・赤味噌:大2
・ウスターソース:大2
・ケチャップ:大2
・おろしにんにく:小1(1片)
・おろし生姜:小1/2(約3g)
・水:900㎖(煮込み用)+150ml(ルウ用)
【具材】
・牛肉切り落とし:300g
・玉ねぎ:3個(くし切り)
・じゃがいも:4個(一口大)
・にんじん:1本(乱切り)
・牛脂:2個
・ローリエ:1枚(あれば)
❶ 野菜をカットします。鍋に牛脂を溶かし、牛肉を炒めます。炒めたら一旦取り出しておきます。
❷ 玉ねぎとにんじんを残った脂で炒め、透き通るくらいになったらじゃがいもと水900mlを加え、コンソメ麹・にんにく・生姜・ケチャップ・ローリエを入れて煮込みます。
❸ 米粉とカレー粉、水150ml、ウスターソースを混ぜてルーを作ります。じゃがいもが煮えたら牛肉を戻し、ローリエを取り出して、ルーを加えます。カレーにとろみが出るまでゆっくり混ぜながら煮込みます。
❹最後に赤味噌を漉し器で溶きながら加え、全体を混ぜます。(甘みが欲しければ、お好みではちみつ加えて調整してください。)
❺ 皿に盛り付ければ完成です。
材料に出てきたコンソメ麹の作り方はこちらです↓
洋風の味付けにする為に必要な出汁と言えば、コンソメやブイヨンですが。我が家では、和風だしの素や中華だしの素に続き、これさえも買うことはありません。あるのは、コンソメ麹だけ。これさえあれば、市販のコンソメは要りません!玉ねぎだ[…]
カレーってつい市販のルーに頼りがちですが、米粉と発酵調味料を使えば、意外と簡単に「体にやさしいのにコク旨カレー」が作れます。
小麦粉や油で重たくならないから、夜に食べても翌朝スッキリ。
グルテンフリー生活をしている方はもちろん、そうじゃない方にもおすすめです。
ちなみに今回使っているのは、料理にもお菓子作りにも使える万能米粉。福井県産の減農薬米を使ったもので、安心して使えるのも嬉しいポイントです→福井県産 減農薬栽培米 米粉2㎏×3
単品はこちら→福井県産 減農薬栽培米 米粉2㎏
家族から「え?これルー使ってないの!?」と驚かれたら大成功!
きっとあなたも、気付けば“ルーの買い置きゼロ生活”に突入しているかもしれませんよ(^^)
ルー置き場が消える未来、ちょっと楽しみじゃないですか?
らいすでした。
スポンサーサイト