管理栄養士が教える!ミニトマト最強の食べ方。やみつき絶品漬けレシピ2選

今が旬のミニトマト。

我が家の畑でも鈴なりです。

ころんと丸くて可愛らしく、食卓やお弁当にちょっと置くだけで彩りも気分も明るくなる、そんな存在。

でも、この小さな実、見た目以上に“栄養のかたまり”なんです。

しかも、食べ方次第で栄養の吸収率は大きく変わります!

どうせ食べるなら、栄養がしっかり摂れる方が良いよね♪

と、いうことで、

ミニトマトの栄養を最大限に引き出す、やみつき漬けレシピ2をご紹介(^^)

手順は簡単!和えるだけ。

しかも作り置きOKなので、冷蔵庫にストックしておけば夏のごはん作りがラクになること間違いなしです。


↑調理シーンや手順の細かいコツは動画でご覧いただくと分かりやすいです♪

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ミニトマトの栄養、侮るなかれ

ミニトマトは見た目こそ小さいですが、実は普通サイズのトマトよりも栄養が濃縮されています。

同じ100gで比較すると…

・リコピン:約2倍
・ビタミンC:約2倍
・βカロテン:約1.8倍
・カリウム:約1.4倍

リコピンは赤い色素成分で、強力な抗酸化作用があります。

紫外線による肌ダメージを和らげたり、シミ・しわの予防、動脈硬化や生活習慣病対策にも役立つ成分です。

夏は日差しを浴びる時間が長くなるので、まさに“食べる日焼け止め”とも言える存在。

栄養は「皮」に集中!

驚くべきことに、リコピンは皮の部分に果肉の約3.5も含まれています。

「皮は硬いから・・・」と剥いてしまうと、せっかくの栄養をごっそり捨てることに。

さらに、皮にはポリフェノールやβカロテンも豊富で、美肌や免疫力アップにもつながります。

私が今回のレシピを考えたきっかけも、この「皮」なんです。

ミニトマト漬けレシピの多くは皮を剥くタイプ。

でも、それだと味は染みても栄養は半減・・・あまりにももったいない!

「ならば、皮ごと食べれて、しっかり味が染みるようにすれば良い」

油と一緒で吸収率アップ

リコピンやβカロテンは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ることで吸収率がぐんとアップします。

今回のレシピでは、オリーブオイルやごま油を活用して、この効果をしっかり押さえています。

しかも油が加わることで、味にコクや香りもプラス。

「栄養も美味しさも一石二鳥」って、嬉しいですよね(^^)

栄養逃さず旨み倍増!夏のごちそうミニトマト漬け2選

2種類の漬けレシピをご紹介♪

「にんにく塩レモン漬け」と「やみつき中華風漬け」です。

どちらも切って混ぜるだけの簡単レシピ。

しかも作り置きできるので、冷蔵庫にあると本当に助かります。

にんにく塩レモン漬け
<材料
・ミニトマト:20個
・レモン汁:大1
・オリーブオイル:小2
・塩:小1/2
・にんにく(すりおろし):小1/2
・粗挽き黒こしょう:適量
・乾燥バジルやパセリ:少々

ミニトマトのにんにく塩レモン漬け

ミニトマトを横半分にカットし、調味料全てを混ぜ合わせたボウルに加えてよく和えるだけ。

後は、冷蔵庫でしっかり冷やして召し上がれ♪

特徴:レモンの酸味とオリーブオイルのまろやかさ、にんにくの香りも加わって、爽やかだけどパンチのある一品。
栄養ポイント:レモンのビタミンCとミニトマトの抗酸化作用が相乗効果。加熱しないので栄養ロスもなし。
アレンジ:モッツァレラチーズを加えてカプレーゼ風、サラダのトッピングやお弁当にも◎

やみつき中華風漬け
材料
・ミニトマト:20個
・醤油:大1
・酢:大1
・ごま油:小2
・はちみつ:小1/2
・にんにく(すりおろし):小1/2
・すりごま:大1
・ラー油:お好みで少々

ミニトマトの中華風漬け

にんにく塩レモン漬けと同様に、ミニトマトを横半分にカットし、調味料全てを混ぜ合わせたボウルに加えてよく和え、冷蔵庫で冷やすだけです。

特徴:醤油ベースにごま油、すりごま、にんにくを効かせた香ばしい味わい。
栄養ポイント:ごまのビタミンEやミネラル、食物繊維がプラスされ、抗酸化作用&血流改善にも。
アレンジ:冷奴にかけたり、豚しゃぶのタレにしたり、余った漬け汁はドレッシングにも再利用可能。

ミニトマトの漬け2種

細かい手順などは、動画を見ながら作ると失敗なしです♪
https://youtu.be/WmGvgOaJbHI?si=A13Y2BSSauAYUK60

作った理由と食べた感想、そしてあなたに伝えたいこと

このレシピを作ろうと思ったきっかけは、とてもシンプル。

多くのミニトマト漬けレシピが、皮を剥く前提だったからです。

確かに皮をむくと味は染みやすくなりますが、その分、リコピンやβカロテンなど大事な栄養をまるごと捨ててしまうことに・・・

管理栄養士として、それはあまりにも惜しいと感じました。

「じゃあ、皮ごと食べられて、なおかつ味も染みる方法にしよう!」と。

それが、このにんにく塩レモン漬けやみつき中華風漬けの黄金コンビレシピ。

2つともしっかり味が染み込んで、本当に美味しい♪

にんにく塩レモンは冷やすと爽やかさが引き立ち、洋風アレンジにも◎。

やみつき中華風は香ばしく、ごはんにもお酒にも合う万能選手。

しかも漬け汁までアレンジできるので、一滴も無駄にしません。

そして何より嬉しいのは、「美味しい=栄養が摂れる」ということ。

食卓に出すたび、家族も友人も笑顔になる・・・そんな料理を目指したい。

ぜひあなたのキッチンでも、このミニトマト漬けを常備菜の仲間入りにしてもらえると嬉しいです!

冷蔵庫を開けたら、そこに鮮やかな赤があるだけで、ちょっとした幸せが増えますよ(^^)

らいすでした

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ミニトマトの漬け2種
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